風俗嬢(デリヘル嬢)を妊娠させ脅迫、恐喝されている!


風俗嬢(デリヘル嬢)を妊娠させ、100万円払えと言われています。

相談
 風俗店(デリヘル)に何度か行き、そこでメール交換をしたK子(仮名)と店外でデートしました。数回会いましたが、最近、妊娠したので病院代と慰謝料で100万円払ってほしいといってきました。K子はほかにも関係している男がいたので最初拒否したのですが、慰謝料ふくめて100万円払わないと会社にばらすと脅してきて困っています。恐喝や名誉毀損になりませんか?
 少しなら払ってもいいと思いますが、仮に払ったとしてもまた脅迫、恐喝があるのではないかと不安です。

アドバイス
 デリヘルなどの風俗嬢と店外で関係を持ち、妊娠したと言われてお金を請求される相談は少なくありません。妊娠が事実の場合もありますが、妊娠していない例もあります。妊娠していない場合は、お金目当ての詐欺である場合と、男から別れ話をした際に女が嘘の妊娠を告げて男を困らせるという場合に分かれます。
 いずれにせよ事実かどうかわからない場合は、まずは落ち着いて、診断書や病院の明細書をもってくるよう言って下さい。持ってこない場合はお金を払うべきではありません。虚偽だと判断してさしつかえないでしょう。
 仮に診断書を持ってきたとしたらどうでしょうか?診断書を持ってきた場合でも、100万円払わないと会社にいうという請求は恐喝罪になります。(実際にばらせば名誉毀損罪にもなりえます。)また中絶にかかる費用は通常10万円程度、高くても30万円くらいでしょうから、100万円は法外すぎます。妊娠したこと自体には何の違法行為もないので慰謝料という考え方は妥当ではありません。あくまで責任があるのは病院代についてで、あとは払うとしても、仕事を休んだ日当分や気持ちとしてお見舞い金を上乗せするくらいでしょう。

 ちなみに、ほかにも関係のある男がいるから一切金は払わないという人もいますが、そういうやり方はあまりいいやり方とは言えません。不誠実な態度やしこりを残すやり方は後日のトラブルの原因になります。とくに会社を知られていて脅されているような場合はなおさらです。
 もしほかの男性がいるのであれば、たとえば病院代の50%なら払うといったような話し合いをすればよいと考えます。

 金額について話し合って相手が承諾したら、支払いをする前に覚書(念書、合意書)を作成しサインさせる必要があります。関係解消の確認と、債権債務の不存在などについての確認をしておくとよいでしょう。秘密保持義務なども条文にいれておきたいところです。

 お金を払うのは損した気分になりますが、逆に覚書をとるチャンスととらえれば脅迫、恐喝の対策になります。

 

風俗嬢からの妊娠をさせて脅迫恐喝されている 〜対策ポイント

脅迫、恐喝が止まらない場合は!?

 もし話し合いをしても相手がヒステリックに騒ぎ、脅迫、恐喝的な状況が変わらない場合は、一度、士業を通じて内容証明などで恐喝罪、名誉毀毀損を警告注意する文書を送付してもらうことをお勧めします。警告書を出すことで相手は冷静になるはずです。仮に詐欺のようなことをくりかえしている相手であれば、その時点で退散するでしょう。


 なお、やっかいな相手の場合、覚書や示談書作成時も士業をいれておくことをおすすめします。


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