風俗店の美人局(つつもたせ)、恐喝の容疑で摘発

 風俗店で美人局(つつもたせ)は、しばしばありますが、摘発はあまり聞いたことがありません。被害にあっても訴えにくいこと、証明が難しいことからでしょう。この記事はその珍しい(?)、美人局の摘発を報じています。

引用元記事:2009年11月6月4日朝日新聞より

「札幌市内のホテルなどに女性を派遣するデリバリーヘルスの経営者ら4人が「美人局(つつもたせ)」をくり返し、計約255万円を客から脅し取った恐喝の疑いで、札幌地検に追送検された。札幌中央署は、4人の犯行とみられる美人局で、被害者約100人、被害額約3200万円を確認しているという。
 4人は恐喝罪ですでに公判中の住所不定、風俗店経営のA容疑者とその従業員の男2人と女1人。
 (中略)
 接客に派遣された女は「本番行為禁止。違反は罰金100万円」などと記した紙を示した後、実際のサービスでは女の側から禁止のはずの性交を誘い、客が応じると、他の容疑者らを携帯電話で呼び出したという。
 容疑者らは客から持っていた現金と運転免許証を奪取。「家族や職場にばらす」と脅し、ATMに連れて行き、多額の現金を引き出させていた。130万円を奪われた人も。公務員など社会的立場のある人に多額のゆすりを仕掛けていたという。」引用終わり。

 さて、デリヘルのような性風俗店で、男「やっていい?」、女「いいよ」というやり取りがあり、男が喜んで行為に及んだ直後、なぜか店員らが踏み込んできて違反だ!強姦だ!罰金払え!!という展開になることは今でもたまにあるようです。

 密室での出来事ですから、客としては抗弁しても水掛け論になるだけで、女性が合意してないと言えば、そのあとは恐怖でパニックになるほかありません。そうして、免許証や保険証のコピーを取られてしまい、高額な示談金(店は違反金、罰金といいますが)を払わされるという人があとをたたないわけです。

 記事にもありますように、公務員など、騒ぎが大きくなるだけで不利になる職業の人はなすすべがありません。できるだけ安全策をとらざるをえないのが実情でしょう。それでも、こういうことを常習的にやっていればいつかは当局の目にとまり店がマークされることになります。この店も相当な数のゆすりをしたあげくに摘発されるに至ったのでしょう。たいていの客は泣き寝入りせざるをえませんから悪質きわまりないお話です。

 あまりにタイミングよく男性従業員がふみこんできたら、怪しいと思って間違いないでしょう。もし、突発的なトラブルであれば、フロントに連絡するにしても、そのあと男性従業員が到着するまでにそれなりの時間がかかるはずです。タイミングよく踏み込んでくるのは、計画されて待ち構えていた可能性が高いと考えられます。女が最初に「本番禁止、違反は100万円」という紙をわざわざ示したのも、怪しい店に多い話です。

 ただ、誤解する人もいるかもしれないので一応書いておきたいのですが、事前に何も聞かず、拒否されないから合意だと思ってやったら、実は女性が新人で何も言えなかっただけということもあります。その場合は美人局と言えませんから混同しないよう注意して下さい。もちろん、女性が仮に新人でも、演じていることもないとはいえないので、真相を見分けるのは難しいですが……。

 ちなみに、これとは別に、最初は合意だったけど、中に射精してしまい女性が怒り出した、あるいは、ゴムが破れてしまい女性がパニックになって店に連絡を入れたというケースもあります。この場合も結果的に、「客が断ったのにむりヤリ・・・・・・」というストーリーにされてしまいますが、良心的な店であれば、女性の言い分をうのみにせず、病院検査費として1,2万円だけ預かり、そのあとは何かあったときだけ話し合いというケースもあります。



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